輸出するにあたり、
”輸出禁止品目”というものが定められています。
それは、法律により異なりますが主に下記の分類となります。
関税法で輸出が禁止されている物品には、次の４の分野のものがあります。
麻薬及び向精神薬、大麻、あへん及びけしがら並びに覚醒剤（覚せい剤原料を含む。）
児童ポルノ
特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権又は育成者権を侵害する物品
不正競争防止法第２条第１項第１号から第３号まで又は第10号から第12号までに掲げる行為（これらの号に掲げる不正競争の区分に応じて同法第19条第１項第１号から第５号まで、第７号又は第８号に定める行為を除く。）を組成する物品
これらのものは輸出ができません。
さらに、輸出禁止ではないものの”関税法”以外の法令で輸出に際して許可が必要なものも多数あります。参考までに以下を参照ください。
★ 輸出貿易管理令 ★
・ 具体的商材
機械： 電池、圧力計、ＩＣ、センサー、測定器、工作機 械、ロボット、コンピュータ、Ｘ線装置、電源、熱 交換器、かくはん機、遠心分離機、エンコーダー、 通信装置、暗号装置 等
機械パーツ： ディーゼルエンジンパーツ、フィルター、ポンプ、 バルブ、ベアリング 等
通信： 光ファイバー、通信ケーブル、伝送通信装置 等
加工材料： アルミ合金、チタン合金、人造黒鉛、ベリリウム 合金 等
その他： 米ぬか、うなぎの稚魚、はまぐり、冷凍あさり 等
※通関時必要書類※
・【該当する場合】 輸出許可申請書
・【該当しない場合】 非該当であることを輸出時に証明す るための書類-製造者が発行する非 該当証明書（パラメータシート）
★ 家畜伝染病予防法 ★
・ 具体的商材
偶蹄類の動物、馬、鶏、あひる、兎、みつばち及 びこれらの動物の肉、ソーセージ、ハム等、稲 わら（一部） 等
※通関時必要書類※
・ 輸出検疫証明書
★ 植物防疫法 ★
・ 具体的商材: コーヒー豆、かご、生花、米、麦、小麦粉、生鮮 野菜 等
※通関時必要書類※
・ 植物検査合格証
・ 栽培地検査合格証明書
その他、輸出規制に関連する国内法
・文化財保護法 ・林業種苗法 ・鳥獣保護呼び狩猟の適正化に関する法律 ・真珠養殖事業法 ・アルコール販売法 ・道路運送車両法 ・麻薬及び向精神薬取締法 ・大麻取締法 ・覚せい剤取締法 ・狂犬病予防法
・特定有害廃棄物質等の輸出入等の規制に関する法律
こんなにも沢山存在しています・・・
商品が変われば法律も変わるので、都度確認されることをオススメします！！
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